ネットワークACLの設定方法

  • 2020年7月3日
  • 2024年2月19日
  • AWS
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概要

AWSのVPCの制御の一つ「ネットワークACL」を構築する方法。1つ以上のサブネットに適用可能で、インバウンド、アウトバウンドの制御が可能。
※ACL(Access Control List/アクセスコントロールリスト)の略

事前準備

・AWSアカウントを所持していること。
・VPC、サブネットの設定済みであること。
事前設定の参考例

 

ネットワークACLの構築

① AWSマネジメントコンソールに接続し、サービスを検索するから「VPC」と入力し「VPC」を選択します。

 

② VPC左メニュー「ネットワークACL」→「ネットワークACLの作成」をクリックします。

 

③ 「名前タグ」に任意の名前。作成済みの「VPC」を選択し、「作成」をクリックします。

 

インバウンドのルールの設定

① 作成した「ネットワークACL」を選択し、「インバウンドのルール」→「インバウンドのルールの編集」をクリックします。

 

⑤ 「ルールの追加」をクリックします。

 

⑥ ルールを追加します。以下は「SSH/HTTP/HTTPS」を許可した設定例です。入力後「保存」をクリックします。

ルール 数字を入力します。最も低い数字を優先されます。
タイプ プロトコルを選択します。
プロトコル/ポート範囲/送信先 必要に応じて変更、制御をします。
許可/拒否 許可 = ALLOW / 拒否 = DENY

 

アウトバウンドのルールの設定

① 「アウトバウンドのルール」→「アウトバウンドのルールの編集」をクリックします。

 

② 「ルールの追加」をクリックします。

 

③ 「HTTP/HTTPS」を許可した設定例です。設定後「保存」をクリックします。

カスタムTCPルール 「1024-65536 」を設定することで、PCなどのクライアントとの接続が、ポートの範囲(エフェメラルポート)で動的に割り当てられることができる。

 

サブネットの関連付け

① 「サブネットの関連付け」→「サブネットの関連付けの編集」をクリックします。

 

② ネットワークACLに割り当てる対象のサブネットを選択します。以下の例はパブリック/プライベート用に作成したサブネット両方に割り当てしています。選択後「編集」をクリックします。

 

③ 作成した「ネットワークACL」が関連付けされます。