Sambaを構築する方法(CentOS7)

  • 2020年8月28日
  • 2024年7月9日
  • Linux
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概要

CentOS7でSambaをインストールする方法。

Sambaとは
Windows以外のOSでWindowsのファイル共有機能を実装する仕組み。SMB、CIFS、NetBTなどに対応する。ファイルサーバー、プリントサーバー、Active Directoryドメインなど機能する

 

前提条件

・CentOS7がインストールされていること。
・yumが使用できること。

 

Sambaのインストール

① Sambaのインストール内容確認します。

yum info samba samba-common

 

② Sambaのインストールをします。

yum -y install samba samba-common

 

③ Sambaがインストールされたかチェックします。

yum list samba*

 

④ Sambaの起動確認をします。

systemctl start smb nmb

 

⑤ Sambaの自動起動を設定します。

systemctl enable smb nmb

 

ファイアウォールの設定

① ファイアウォールの設定確認します。

firewall-cmd --list-all

 

② Sambaのサービスの許可を設定します。

firewall-cmd --add-service=samba --permanent

 

③ ファイアウォールの再起動します。

firewall-cmd --reload

 

④ ファイアウォール設定の確認をします。

firewall-cmd --list-all

 

SambaのConfigファイルの設定

① Sambaのコンフィグファイルの設定をします。

vim /etc/samba/smb.conf
[global]
#文字コード指定
unix charset = UTF-8
#Windows側が使用する文字コード 日本語CP932はShift_JIS
dos charset = CP932
#UNIXファイル名を使用する場合はno
mangled names = no
#ファイル名で無効な文字を変換する
vfs object = catia
#Windowsのworkgroupを指定
workgroup =  (ワークグループ名を指定)
#サーバーの説明、プリンタの説明 %vは、バージョン番号
server string = Samba Server %v
#コンピュータ名
netbios name = (コンピュータ名を指定)
#domain ADS shareなど
security = user
#存在しないユーザーからのアクセスをゲスト認証として扱うか
map to guest = bad user
#NetBIOS ネームを DNS 経由で解決するかどうか
dns proxy = no
#LOGファイルの場所
log file = /var/log/samba/%m.log
#LOG取得レベル
log level = 2
#NTLMv1認証
ntlm auth = yes  
#==========================================================
[Share]
#共有させるフォルダ
path = /var/www/html
#マイネットワークに表示させるか否か
browsable = no
#書き込み可能かどうか
writable = yes
#読込みのみとするか
read only = no
#許可グループ
valid users = administrator
#ゲストユーザーの許可
guest ok = no

 

Sambaのユーザー追加

① administratorのユーザー作成をします。

useradd administrator

 

② sambaユーザーリスト参照します。

pdbedit -L -v

 

③ sambaユーザー追加をします。

pdbedit -a [ユーザーID]

 

④ sambaの再起動をします。

systemctl restart smb nmb