WordPressサイトヘルスステータスエラー回避

概要

WordPressのダッシュボード「サイトヘルスステータス」上に表示されているエラーを回避する方法。
サイトヘルスとは、致命的な問題やおすすめの設定など、一覧で表示してくれるツールです。

 

前提条件

・WordPressのバージョンが「5.1」以上であること。
・phpのバージョンが「7.4」であること。
・OSのバージョンがRHEL7.x/CentOS7.xであること。
※その他のバージョンをご使用の場合、適宜読み替えてください。

 

サイトヘルスステータス

① WordPress管理者でログインし、左メニュー「ツール」→「サイトヘルス」をクリックします。

 

 

② サイトで改善すべきポイントを表示してくれます。

 

PHPのエラーの改善

・致命的な問題として「必須モジュールgdがインストールされていないか、無効化されています」と表示がされていました。おすすめの改善として「dom/mbstring/imagick/zip」のインストールが必要なようです。

 

① CentOS7から作業を実施します。root権限でターミナルにログインします。

② リポジトリのインストールを実施します。

yum install epel-release
rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/remi/enterprise/remi-release-7.rpm

 

③ 以下インストールを実施します。

yum install -y php74-php-xml php74-php-mbstring php74-php-pecl-imagick php74-php-pecl-zip

 

④ Apacheの再起動を実施します。

systemctl restart httpd

 

デフォルトのテーマのインストール

WordPressインストールにデフォルトで設定している「テーマ」の削除をした結果、改善のアナウンスがされてしまいました。テーマのみインストールをし、改善します。

 

① 「デフォルトのテーマを利用可能にしよう」と表示されているので、「テーマを管理」をクリックします。

② WordPressデフォルトテーマ「Twenty Twenty」をインストールします。